ローライコード I 型(Art Deco)
ドイツ製造元のFranke&Heidecke社から1933年から1936年の間に合計32,508台が制作された。ローライフレックスなどは、昔のプロカメラマンや俳優などの有名人が購入していた高級版。そのローライフレックスの安価、普及版で登場したらしいローライコード第1弾がこのモデルだ。
外装のデザインプレートが独特で、その雰囲気からアールデコとか金ピカコードと呼ばれていて今でも人気の二眼レフカメラ。購入時は、前オーナーが金ピカが嫌いだったのか真っ黒に塗られていた。そのペンキをマニュキア落としでぼちぼちと落として復活。背面には被写体深度表のプレートがついている。
フィルムを装着したら、赤窓で1を出しその後は巻き上げノブを回してカウンターで合わせる。ストッパーは無いので行きすぎに注意しないといけない。
35mmアダプターのローライキンなどもあったようですが、こちらの方がレアで高額。中古価格では本体より高いかもしれません。
発売年月 | 1933年 11月 |
フィルム | 120フィルム |
フォーマット | 6×6 |
レンズ | ビューレンズ:Heidoscop Anastigmat 75mm テイクレンズ:Carl Zeiss Jena Triotar 75mm F4.5〜F22 スクリューマウントフィルター:28.5mm |
ファ イ ンダー | マット式スクリーン |
シャッター | ComparC♯00 1/300~1/30, B, T |
露出計 | なし |
大きさ | 巾 86mm 高さ 132mm 奥行き 90mm |
質量 | 860g |
当時の価格 | 62.50ドル |
サンプル
80年以上前のカメラとは思えない質感と雰囲気がある写りです。